どーも、にへー(@NiheiHisato)です。
今回も『食事』についてなのですが、ちょっとこれまでとは異なります。
それは何故か?
今回のテーマは『日本人の腸』にフォーカスしたモノだからです。
これを読み解ければ多くのヒトが健康に近づけるコトは間違いありません!
健康であればなんでもできる!
健康の基本は先ず食事から!
さて、今日も一丁いきますかー。
面白い日本人の腸

ホントに面白いんですよねー。
ワカメの味噌汁って日本の食卓の定番じゃないですか?
そのワカメ!
日本人しか分解できないんです。
え?何で日本人にしか分解できないんだ!?ですって?
そりゃそーなりますよね。
ここから詳しい解説入ります。
海藻を分解できるのは日本人だけ

さあ!このミステリーを科学的に解き明かしていきますよ!
これ、海藻バクテリアである『ゾベリア・ガラクタニボラン』(名前長くない?)が持っている分解酵素が、海藻の細胞壁に含まれるポルフィランと呼ばれる多糖類を分解するのですが…
同様の働きの酵素を作り出すチカラを持っているのは、腸内細菌『バクテロイデス・プレビウス』(だから長いってば)の中でも日本人の腸内生息株だけなんです。
凄いですよね、日本人。
…いや、この場合は日本人の腸内にいる『バクテロイデス・プレビウス』が凄いのか。
そんなコトは置いといて次いきますかね、次。
何故分解できるのか

これですよ、ホントに。
何で日本人だけ海藻分解できるの?ってなりますよね。
これね、ミステリーなんです。
古代日本人が海藻(生で)を食べているうちに、偶発的要因で『ゾベリア・ガラクタニボラン(海藻バクテリア)』から遺伝子コードを読み込んで適応進化したという説が濃厚みたいですが、実際はよく分かってないみたいですね。
…面白すぎません?
日本人は元々分解できないモノを食べて食べて食べまくって、遂には分解できる様に適応進化した可能性があるって…
種の適応や進化は100年やそこらで出来るモノじゃないですからねー。
人類の進化の歴史・ロマンを感じるお話しですね!
まとめ
今回の記事は如何でしたでしょうか?
面白いですよねー、日本人しか分解・消化できない食材があるって。
それが味噌汁の定番のワカメなんです!
通常であれば分解できないモノが食卓の定番にまで登り詰めるとは。笑
ヒトの食い意地が凄いのか…
はたまたワカメの美味さが日本人を酵素獲得まで至らしめたのか…
…どちらもなのかも知れません。
因みに『世界の侵略的外来種ワースト100』に我らがワカメが入ってるみたいですよ!笑
それではまた次回お会いしましょー。
まとめ(裏の)
今回の記事では『ワカメ』は日本人の腸内環境に適応する食材であるというコトが分かりましたが、これって言い換えてみると『日本人の腸内環境に適応しない食材もある』ってコトですよー。
冒頭に書いた『これを読み解ければ多くのヒトが健康に近づけるコトは間違いありません!』というのは、そういうコトなのです。
健康の基本は先ず食事!
そしてその鍵は『腸』にあるというコトをお忘れなく!