「嫌なものは嫌」
「好きなものは好き」
そんな素直な心の内を、最近表現できていますか?
施術を通して多くの方と触れ合う機会の中で感じるのが「自身の感情や感覚でさえも自覚できていない」人が増えてきたってこと。
そんな現状の中で僕は、「自身の内から湧き出る素直な感情・感覚に向い合え。嘘をつくな」と声を大にして言いたい。
自分自身に嘘をついてまで抑え込む意味はあるのか
自分の素直な感情や感覚に蓋をしてまで嘘をつく必要は本来無い。
自身の身を守る為の嘘ならまだしも、くだらない『エゴ』や『プライド』の為に自身を偽り続けるのは心身ともに疲労し、最終的には病で倒れる。
感情や感覚を思い切って吐露してみよう。
それだけで多くの人の心身が安定する。
— にへー/カラダのよろず屋 (@niheihisato) 2018年7月22日
多くの人が心の内にモヤモヤしたものを抱えて生きています。
それが日常化してしまい、もはや何を抱えているのかでさえ自覚していない(できない)人も多いのが現状。
それは正常状態と言えるのでしょうか?
ツイッターでも書きましたが、自身の身や社会的なモラルを守る為の嘘なら仕方ないと思います。
しかし、くだらないエゴやプライドの為なら即刻やめるべきです。
自然な心の動きを抑え込んでまでつく嘘に意味はあるのでしょうか?
その嘘は何のためについているのでしょうか?
自分のため?人のため?それとも何のためだか分からない?
嘘にまみれると何が自分の本心なのか、自覚できなくなります。心身を守る為のストッパーでもある感情という機能を無視し続ければ壊れていくだけですよ。
感情や感覚は最後に爆発するか消え失せ、心身の不調となる
プライベートで悲しい事があっても無理して笑顔でいる様なことをするのは不自然極まりない。
ウチに来る役者のクライアントで多い症状は『顔面神経麻痺』
心と体の動きが一致してない結果、無意識の内にストレスが重なり顔の動きを停止させる。
顔面を停止させないと「心も体も保たない」から。 https://t.co/rkEkh9Wr2R
— にへー/カラダのよろず屋 (@niheihisato) 2018年7月23日
嘘をつくのは心身ともに疲弊します。
体はそれを顕著に受け取り、自身が無意識のうちにストレスとなって蓄積していくのです。
その無意識のストレスが容量を超えてしまうと、感情や感覚は爆発するか消え失せてしまい、結果的に病んでしまうことが非常に多くなります。
- 表情と感情の不一致から来る『顔面神経麻痺』
- 家庭環境に悩んでいる若年者等に多い『線維筋痛症』
- 人の話しを聞かず自分勝手な人がなりやすい『突発性難聴』・・・etc
(※今まで診てきた症状の原因に多かったモノを記載しております。全ての人の原因に当てはまる訳ではありません)
様々な病となって体に現れてくるのを数多く診てきました。
あくまでも結果として病む訳ですが、それを「自身の素直な感情・感覚に嘘をついていたからだ」なんて中々思わないですよね。
しかし、以前もブログに書いた通り健康は『肉体』『精神』『社会』の3つのバランスで成り立つモノ。
『感情や感覚』は上記3つの内の『精神』と『肉体』から出てくるのだから、それを抜いて健康は語れません。
自分の素直な心の動きを自覚しよう
意識的に吐露しないと素直な感情・感覚のアウトプットはままならない。
言葉に出すのが難しければ紙に書きなぐれ。
書くのが難しければ素直な心を容認しろ。
素直な気持ちを「自身が理解しようとしない」でどうする?
最大の理解者は自分自身だという事を忘れるな。
— にへー/カラダのよろず屋 (@niheihisato) 2018年7月22日
心の動きに対して蓋をしてしまうのではなく、自覚してみましょう。そしてよく観察しましょう。
自分が素直に感じた物事に対して、真正面から向かい合ってください。
意識的に取り組まないと中々できません。
ほとんどの人は見栄やプライド、自分が作り出している恐怖や不安が邪魔して受け入れようとしないから。
1回、言葉に出してみてください。
難しければ紙に書き出しても良いです。ブログやツイッターも良いかもしれません。
それすら難しいのであれば、自身の素直な気持ちを認めてください。
認めるだけで、心と体は相当安定するはずです。
最大の理解者は自分自身なのですから。
自身の感情・感覚に無関心になってはいけない
多くの人が自分自身に無関心なんですよね。興味が持てていない。
でも、それってすごく勿体無いことだと思うんです。
例えば、せっかく何かやりたいことがあるのに「親から反対された」という理由で自分自身の素直な気持ちに嘘をついて諦めるとか悲しくないですか?
それが日常的になったらと思うと、非常に恐ろしいのです。
日々、自身の感情や感覚に対して嘘をついて生きていくのが続くと、人はそれを認知できなくなってきます。
嘘をつき過ぎた『慣れと惰性』によって、それが当たり前になるわけです。
そうなると、どんどん自身の感情・感覚に対して無関心になっていきます。関心があるだけ無駄だから。
本来必要があるから心の動きによって顔を覗かせるモノに対し、無関心になってはいけません。
それは明らかに不自然です。
目を背けがちな感情・感覚というモノに対し、今一度自分の素直な心の動きに目を向けてください。
自身の内から湧き出る素直な感情・感覚に向い合い、嘘をつかないでください。
あなたという人間は1人だけなのですから。
あなたの人生はあなたのモノなのですから。
あなたの内に溢れているモノは、間違いなくあなたの素直な心の動きであり、そこから気づくことが沢山あるはずです。
素直な自分自身と向かい合うことを恐れないでください。