僕は結婚式を間近に控えている花嫁の夢をぶち壊した。
これは到底許されるコトではない。
しかし、言い訳をさせて貰えば”たまたま”のコトだったのだ。
僕自身も悪気があったわけでも無い。
それを汲んでくれた彼女は笑って許してくれたが、自分への戒めも込めてここに書き記そうと思う。
花嫁さんはクライアントさま
花嫁さんは僕の元へ来てくれたクライアントさま。
遠くからわざわざお越し頂きました。
ありがたい限りである。
施術はお話を交えながら淡々と進んでいき、彼女からふと質問を頂いた。
「足が太い上にムクミやすいんですけど何故ですかね?」
植物的性質を持つヒトがいる
調べてみると彼女はどうやら植物的性質を持っている体質の様だった。
これはウチの施術の理論にある体質の分類法で『カラダの中に水分を保持する能力が高いヒト』のコトをいう。
特に足元に脂肪がつきやすく・ムクミやすいヒトは多肉植物タイプとして分類しており、それらを説明したら体質ドンピシャの彼女はとても納得していた。
そして再度質問を受けた。
「何故こんなコト思いつくんですか?」と。
植物はヒトが逆立ちしている構造
植物は基本的に根から水分や養分を吸収して成長する。
植物の『根』はヒトで言えば『口』である。
そして吸収したモノを『葉』へ蓄えるのが多肉植物であり、ヒトに置き換えると『下肢(脚)』がそれに当たる。
様々な体質があるというコトを少なからず学んできた僕は、クライアントさまに説明する時はなるべく分かりやすい様に専門用語などを用いない様にしているが、今回はそれが仇になってしまった。
素直に話し過ぎてしまったのだ。
にへー:この理論、公園にいた子供が花の冠を頭の上に乗っけて遊んでいる時にふと思いついたんですよね。
花嫁さん:ほう・・・どんなコトをですか・・・?
にへー:花の冠ってヒトに置き換えると要は無数のチ◯コを頭に乗っけてるんだなーって。
花嫁さん:結婚式で花の冠しようと思ってたのにー!(爆)
-完-